ロジャームーアとジェームズボンド
ロジャームーアが亡くなりました
3代目ジェームズボンドとして7つもの007シリーズに
登場しました
ジェームズボンドというと、ショーンコネリーのイメージが強いと思いますが
私にとってのジェームズボンドは
ロジャームーア
たしか、小学生?の時に初めて映画館で見た007映画が
ロジャームーアでした
ショーンコネリーが有名なボンド役って後から知ったし
ロジャームーアが007を引退した時も
空虚な気持ちになったのを覚えてます
年齢で89歳
それだけの年だったことに驚き
私の中ではいつまでもスマートで紳士的なボンドでした
さて、夫がFBで発見した
ある人とロジャームーアとのエピソード
ちょっといい話なので紹介します
時は1983年、エアポートにはまだファーストクラスラウンジがない時代
男の子はおじいちゃんと一緒に
待合所で飛行機搭乗を待っていました
そこで男の子は新聞を読みながらシートに腰掛けている
ジェームズボンド(ロジャームーア)を見つけます
当時の人気スパイ映画の主人公
男の子も憧れていました
男の子は興奮して
”おじいちゃん、ジェームズボンドがいる!”
ジェームスボンドがなんだかわからないおじいちゃんは
”そうかねわしゃわからんがな”
”おじいちゃん、サインをもらうことはできるかな?”
そしておじいちゃんと孫である男の子はジェームスボンド(ロジャームーア)
に歩み寄りサインを求めます
ロジャーは、男の子の名前を聞くと
快くエアチケットの裏にサインをしてくれました
ロジャームーア
と
それを見た男の子
”おじいちゃん、違うこれ名前がちがってる”
あの人の名前はジェームズボンドなんだ
男の子には誰かが演じてるなんてわからなかったんです
ボンドはボンド
ひどく落ち込みました
そしておじいちゃんはもう一度ロジャーの所に行き
”うちの孫は名前がまちがっとると言うんじゃが”
それを聞いたロジャーは
一瞬、しまったというような顔をして
今度は男の子を手招きし、呼び寄せます
そして自分のひざあたりにやってきた男の子に右眉を釣り上げる仕草をした後
耳元で
”すまない、私は今身分を隠さなければならないんだ、だって周りにはBlofeld(悪者、Dr イーブルのオリジナル)
の一味がうようよしてるんだ
秘密を守ってくれるね”
と
おじいちゃんのところに戻った男の子
”どうだったね?ジェームズボンドさんだったかい?
”うん完璧にジェームズボンドだった!”
そして時が流れ男の子は30歳の大人になりました
そこで、またロジャームーアと再会します
ユニセフに勤めていた男の子
ユニセフ大使であっtsロジャーが撮影にやってきました
今度はロジャームーアという俳優だって知っています
もちろん有名人であることも
遠くから見ているだけでしたが
カメラマンの一人に当時のエピソードを話します
カメラマンは
興味深く思い、それをロジャーに伝えたところ
”そうだったんですか、私は覚えてなかったけど
その話をきけてうれしいなあ”
とロジャー、それだけでも彼(男の子)はうれしかったけれど
ロジャーが立ち去る時
ロジャーはわざわざ、彼のところまで行って
やはり右眉を釣り上げる仕草をした後
耳元で
”もちろん覚えていたよ、しかしカメラマンのうちの一人はBlofeldの一味なんだ、とぼけるしかなかったのさ”
なんてウィットにとんだ人だったんでしょう!
粋なエピソードです
ますますロジャームーアが好きになりました
私たちに夢と興奮を与えてくれたジェームズボンド
ご冥福をお祈りします
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