今日はサンクスギビングデー
アメリカの祝日感謝祭です
その昔、イギリスからプロテスタントたちが
新しい生活を求めて
アメリカ大陸に渡ってきました
長い船旅の後、新しい土地を開墾する重労働
厳しい寒さ、飢え
最初の2年は多くの人がなくなりました
3年目に、食物の収穫とともにネイティブインディアンとともに
1年の収穫の感謝を一緒に祝ったことが起源とされています
サンクスギビングは宗教も関係なく
多民族が移住してくるこのアメリカでは
年一の最大行事となっており
どんな人種の人も家族で集まって
一年の糧、またみんなで食卓をともにすることに
感謝する大切な行事です
さて、アメリカ人である夫と結婚してから
この感謝祭というのは私にとってもなくてはならないものになりました
あまり英語が得意でない私は、コミュニケーションは
全て料理から、義母とはキッチンから始まりました
今でも私たちが里帰りすると、食前酒を飲みながら
一緒に食事を作るというのが、お互いの楽しみになっています
なので料理もあまり得意でない私ですが
南部料理は作れます
日本時代から、ターキーと南部料理(サンクスギビング料理)を
必ずサンクスギビングには作ります
毎年、同じ料理、ブログでも同じ記事ですね(汗)
今年は下の娘がサンフランシスコから帰ってきました
はっきりいうとターキーは美味しくないんですよ
なので、今年はチキンにする?と娘にメールしたところ
ターキー!サンクスギビングはターキー以外にないでしょ!
もう、物心ついてからこの日はターキー
彼女らにとっては、しっかりソウルフードになってるんですね
特に子供の頃は親戚が集まって、伝統の料理をまたか!と思いながらも食べる
久しぶりにあったいとこたちとゲームをしたりふざけあったり
喧嘩したり、ターキーが焼けるかぐわしい香りを嗅ぎながら
思い出としてインプットされていくのでしょうね
そんな頑なに、ターキーと言い張る娘を誇らしくも感じたり
あっ、ちなみに、日本のソウルフードはやっぱりばああちゃんの
作る栗おこわとちらし寿司
また話題が飛んでしまいましたが(汗)
今日の料理
まずはターキーロースト
味付けは、塩、こしょうのみ
シンプルが美味しいんです
コーンブレッドドレッシング
南部特有のコーンブレッドにセロリやブイヨンを混ぜてキャセロールでベイクします
ターキーに詰めて焼いてもいいのですが
キャセロールで別焼き
グリーンビーンス(インゲン)のベイク
マッシュルームスープとフライドオニオンと一緒に
炭水化物はマッシュポテト
ターキーの出汁でとったグレイビーソースをかけて
箸休めにはクランベリーレリッシュ
甘いけど酸っぱい
これは病みつきになる味です
サンクスギビングプレート
アメリカはこういう料理を家族で感謝祭に食べます
近年はトラディショナルな料理にもあまり興味をしめさなくなっているみたい
サンクスギビングというとブラックフライデー(最大セール)とか
そういうイメージが定着しつつあります
でもやっぱりサンクスギビングとしてのコンセプト
家族みんなで一年の糧に感謝する
そんな伝統をずっと守っていかなくてはね
Happy Thanksgiving!!
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